ITパスポート 資格取得 傾向

ITパスポートの資格取得者の傾向

ITパスポートは、2009年の初回の試験以降、年間換算で10万人以上が受験する資格となっています。ITへの入門資格とはいえ、国家資格ということで、高校や大学でも取得に向けてカリキュラムが組まれるなど、かつての「漢検」にも似た受験者数の多さです。

 

ITパスポートの主催者である独立法人情報処理推進機構の調べでは、2009年の初回(春期)では、応募者数:46845人、受験者数:39131人、受験率:835%、合格者数:28540人。

 

合格率は、72.9%、合格者の平均年齢は31.0才でした。2年後の2011年の秋期は、応募者数:55569人と伸びています。受験者数:46545人、受験率:83.8%、合格者数:28503人、合格率は、61.2%。合格者の平均年齢は、28.2才となっています。

 

合格者数を年齢層ごとにみると、初回の2009年では、21〜25歳が最多の5793人で、受験者に学生の比率が比較的大きいことが特徴です。次いで26〜30歳が4981人、31〜35歳が4704人となっています。

 

受験資格には何の制限もありませんので、受験者層も合格者層も12〜75歳までと幅広く、年配者にも「チャレンジ!」精神を奮い立たせてくれる試験ではあるようです。

 

またそれ以上に、省庁や企業から、社会人への“パスポート”として、ぜひ取得しほしい資格として熱い視線を集めているのが、ITパスポートの資格保持者なのです。資格取得を社員に推奨している企業も少なくありませんから、いっそ社会に出る前にと、ITパスポートの取得を単位として認定している大学も国公立を問わずあります。

 

もちろん、単位とは別に、就活エントリーシートのアピールポイントとして、独自に受験する大学生も数多くいるようです。ITパスポートは、今後、社会人にはなくてはならない資格として、必然的に20代の受験者数が増加傾向になっていくと思われます。